第一章 経済の大きな流れをつかむ
①経済・金融の仕組みを理解すること②金融商品を知ること③自分の価値観の把握
基礎的な経済や金融の知識なしに、金融商品をその特性だけを知って選ぶのは危険
経済を見る目を養うこと。「常識」で判断する癖をつける
自分なりの仮説を立てて、経済・金融の動きを見つめる
第二章 「攻めるお金」と「守るお金
人によって最適なポートフォリオは異なる
「守るお金」は一定の生活水準を維持するためのお金。安全運用が鉄則。
「攻めるお金」は余裕資産の中で投資に回せるお金。資金的余裕、時間的余裕が必要。
金融資産⇒守るお金⇒教育費、住宅購入頭金⇒確定利回りで運用(リスクを取らない)
⇒攻めるお金①⇒株式、投資信託等(元本上昇を狙う)
攻めるお金②⇒配当高の株式、分配の良い投信等(キャッシュフローを狙う)
「金融知識」や「金融リテラシー」は金融商品の知識にとどまらず、
自分にとっての最適の金融商品を選ぶ能力を意味する。
第三章 「日本人は株嫌い」のウソ
日本人の株式保有率は欧州に比べて低くない
大衆レベルでは米国の家計よりも株式保有率が多い
(アメリカは裕福層が株式を多く保有している)
第四章 損得は「時間軸」で見る
「長期的にみれば株式投資が得」は本当か?
⇒「損する時もあれば得する時もある」が正解
現実的に株式投資の利回りは「どこを始点にし」、「何年投資するか」で大きく異なる
自分にとって、損失をリカバリーできる期間がどれくらいかをきめておく
5年は短い。7年程度が損益分岐点に。
ダウンサイドリスク(失敗したときに被る最大限の損失)も必ず考慮する
第五章 必要なお金をざっくり計算してみよう
一番良いのは若いうちから貯蓄(もしくは投資)の習慣をつくる
自分の人生を金銭的に自分でコントロールしているという感覚を持つ
第六章 投資の達人への3ステップ
初心者はまず少しずつ投資信託や外貨預金などで分散投資を心がける
中級者はより高度な投資信託を利用して自分なりのポートフォリオを充実させる
上級者は現物株に投資する。気に入った銘柄への投資が基本。「会社の目利き」をめざす
「攻めるお金」が多いほど殖やすチャンスは殖える。「元金」を殖やす努力を始める
第七章 まず「金利」を理解して味方につけよう
表面金利より実質金利が大事。実質金利は「表面金利-物価上昇率」で求める
実質金利で考えるとデフレ下での銀行預金は魅力的
スタグフレーション時の個人の予防策
スタグフ時は預金では資金が目減りする
「守るお金」は少しでも金利が高い個人向け国債
「攻めるお金」は金などのインフレに強い実質資産を持つ
株は安く購入できるが景気後退で株価が下落する可能性もある
第八章 「守るお金」はこうして殖やす~預金・国債…
預金のメリット
・元本割れのリスクがない
・決済の利便性(いつでも引き出せる)
・預金をするのに手数料がかからない
デメリット
・低金利
デリバティブを利用した「仕組み預金」なら
元本を確保しつつ、高利回りを狙える可能性もある
リタイアした時に家を保有していないことは老後の人生設計上、
大きなリスクを抱えることになる
年金で家賃を支払い続けるのは大変
第九章 良い投資信託、悪い投資信託の見分け方
投資信託は自分で買えない商品を買うのに使う
手数料、特に「信託報酬」に注意
手数料が多くても運用が上手いとは限らない
分配型ならキャッシュフローを得るための手段として使える
ただし、元本を殖やしたいのなら「分配型」でないほうが有利
第十章 株式は「気に入った銘柄」を「長期保有」で
①余裕のある資金で
②長期保有を前提として
③気に入った銘柄を
④市場全体の地合いが押したときに買うのが鉄則
株価の割安割高が分かる「EBITDA」
「EBITDA」=「営業利益に減価償却を足し戻したもの」
「株式の時価総額」=「株価×株式数」
「ネット負債」=「有利子負債-現預金」
○1株の値段の求め方
EBITDA×X倍-ネット負債=時価総額
X=5なら十分、X>7なら高い
○自己資本比率=純資産÷総資産
20%以下なら避けたほうが無難(業種にもよる)
○流動比率=流動資産÷流動負債
100%以上は必要(業種にもよる)
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